■省エネするほど温暖化の怪 |
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屋上緑化の効果 |
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省エネするほど温暖化の怪 |
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ヒートアイランド対策としてビルの屋上の緑化計画というものが採り上げられています。ヒートアイランドの改善は省エネにもつながるということで、日本における屋上緑化は、集約型緑化という方法で、特に近年では庭園や緑地、公園をつくる例が増加しています。
この場合の植物の使い方は地上で行う緑化と同様で、培土は厚くなり層も多層になりますが、最近、手軽にできる屋上緑化として、培土も薄く乾燥にも非常に強いというベンケイソウ科セダム属植物を使った例の方が多いようです。
屋上緑化の目的は、ヒートアイランド化の防止に加えて建物の断熱効果への寄与という点にありますが、ベンケイソウ科セダム属の植物は、メンテナンスは簡単でいいのですが、CAM型光合成を行うので太陽の日差しが強い日中は乾燥に耐えるため気孔を閉じてしまうのです。従って水分の蒸散をせず、蒸散効率も低いので、植物の蒸散によって周辺温度を下げるという屋上緑化の基本的な目的を達成することができなくなっています。
これは東京都環境科学研究所でも検証されていて、東京都でもセダム以外の植物を植えるよう働きかけていくようにする向きがあります。本来は屋上緑化を行うのなら、乾燥にも強く、繁殖能力も強い、雑草による屋上緑化が効果が高いのですが、見栄えが悪く、雑草というと手入れをしていない無管理だと思われるためか、日本では忌み嫌われているのが現状です。既に環境先進国であるドイツでは以前から粗放型緑化が主流で90%を占めているそうです。
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